星塚古墳
星塚古墳(星塚2号墳)
星塚古墳(星塚2号墳)は二階堂上ノ庄町に所在する後円部径約40メートルの前方後円墳です。前方部は既に失われています。1952年におこなわれた発掘調査では長さ7メートルの横穴式石室が掘り出され、金製の耳飾りやガラス製の勾玉、丸玉、小玉、メノウ製の管玉、水晶製の三輪玉などが出土しました。1983年からは宅地開発に伴う発掘調査を実施し、古墳の周囲に二重の周濠が見つかっています。6世紀前半に築造された古墳時代後期の古墳です。 なお、星塚古墳(星塚2号墳)に隣接して見つかった星塚1号墳の周濠からは笛状木製品が出土しました。
星塚1号墳出土笛状木製品
更新日:2021年03月05日