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令和2年度一般会計予算の編成状況

 予算編成作業は10月の予算編成方針策定から始まり、11月~2月の約3か月半の査定作業を経て予算案として取りまとめられます。査定作業とは、翌年度の歳入見込みを勘案しつつ、各課から提出された当初予算見積書に計上されている事業の内容・見積額を精査し、実施事業を決定していくもので、この間、財政課長、総務部長、市長、と段階を経て繰り返し検討が重ねられていきます。限られた歳入見込みの中で進められていくため、不採択となる事業や縮小される事業も数多くあり、したがって各課から要求された事業費は段階的に推移していきます。  各課からの要求が査定を経て、どのように予算案になっていくかを、予算要求段階、中間調整段階(総務部長査定)、および最終調整段階(市長査定)の3段階で公表いたします。

公表段階

各課予算要求段階

 令和2年度一般会計の予算要求額は、人件費・公債費などの義務的経費を含めた経常的経費と建設事業などの政策的経費を合せて、約254億6千万となりました。農林費、土木費において建設事業費などが減少したものの、衛生費、教育費などが増加したことにより、前年度当初予算額と比較すると3.4%増の要求となっています。

中間調整段階

 総務部長査定が終了した時点での中間調整額を集計しています。事業内容の見直しや見積り経費の精査による減額、優先順位の低い事業の見送りなどにより、中間集計額は要求段階より約4億3千万円減の約250億3千万円となっています。なお、多額の費用を伴う建設工事や、額の多少にかかわらず政策的判断を要する事業については、市長査定項目としていますので、中間調整段階ではゼロ査定としています(予算がついていません)。

最終調整段階

 市長査定を経て3か月半に及ぶ予算編成が終了いたしました。市長査定では、市長が政策的判断を中心に予算編成についての最終判断を行い、その結果、令和2年度天理市一般会計予算案は総額248億9千万円となりました。前年度当初予算との比較で、6億9千万円(2.9%)の増となっています。今後、予算案は3月市議会で審議され、議会の議決を経て、令和2年度当初予算が確定します。

目的別の歳出予算

区分 (款) 令和2年度各課要求額(千円) 中間調整額(総務部長査定後) (千円) 最終調整額(市長査額)(千円) 前年度当初予算額(千円) 対前年度当初予算比(%)
議会費 203,347  202,628 202,628 209,649 96.65%
総務費 1,231,192 1,237,606 1,300,977 1,281,518 101.52%
民生費 9,327,982 9,246,161 9,166,352 9,027,296 101.54%
衛生費 1,417,208 1,340,394 1,364,462 1,236,214 110.37%
労働費 30,409 28,595 28,595 34,233 83.53%
農林費 239,426 244,232 244,232 248,023 98.47%
商工費 111,015 106,181 106,716 112,016 95.27%
土木費 2,245,760 2,098,152 2,044,295 2,242,561 91.16%
消防費 869,186 853,705 853,705 888,372 96.10%
教育費 2,040,872 1,926,213 1831,810 1,114,588 164.35%
災害復旧費 4,552 5,239 5,239 4,552 115.09%
公債費 2,707,197 2,707,197 2,707,197 2,683,176 100.90%
諸支出金 16,336 16,336 16,336 16,326 100.06%
予備費 20,000 20,000 20,000 20,000 100.00%
職員人件費 4,997,456 4,997,456 4,997,456 5,081,476 98.35%
合計 25,461,938 25,030,095 24,890,000 24,200,000 102.85%

注釈:下記のリンク(PDF)をクリックしていただくと査定内容(主な増減理由)に切り替わります。 注釈:職員人件費は一括計上しています。

お問い合わせ

財政課
〒632-8555 奈良県天理市川原城町605番地 市役所4階
電話 0743-63-1001(代表)
ファックス 0743-62-5016
メールフォームによるお問い合わせ

更新日:2021年03月05日