奈良県立大学との包括的連携協定による相互出前講義を実施
本年5月15日の包括的連携協定の締結を受け、協定初年度の取り組みとして、知見や研究成果を提供し合うべく相互に出前講座を実施しました。
9月30日(水曜日)奈良県立大学の高津准教授による研修講演会
本市の地方創生アドバイザーにもご就任いただいている高津准教授を講師にお招きし、国・本市において推進している『まち・ひと・しごと創生総合戦略』について、行政職員の知識向上と情報の共有化を更に進めるべく研修講演会を開催しました。
分析・構造化といった手法論や創生法、国の基本方針の解説に加え、本市人口ビジョンのポイント、地元の長浜市で取り組まれているまちづくりの事例についてご紹介いただき、今後の地方創生の取り組みのキーとなるポイントを幾つもご示唆いただきました。
また、今回は大和まほろば広域定住自立圏の連携町村(山添村、川西町、三宅町)の職員の方々にもご参加いただき、連携と連携をつなぐより大きな枠組みへの第一歩になりました。
10月8日(木曜日)並河市長による特別講義
奈良県立大学において、地域経済とコミュニティデザインを学ばれている学生約90名に対し、『創生時代の地方行政 ~天理市の場合~』と題して講演会をさせていただきました。
現在作成を進めているまち・ひと・しごと総合戦略及び人口ビジョンに触れながら、奈良県内における本市の立ち位置や、市の中でも各地域ごとに特色があること、また、それらの強み・弱みを適切に分析し、それぞれに合った“処方箋”として複眼的視点を持った政策展開が必要であることなどについて講演されました。
質疑応答では、市名や天理駅前広場の再整備について質問がなされ、本市の特徴を“サト”の豊かさと“マチ”の暮らしとし、住み続けたい街として市民が誇りに思えるブランド力を創出していくことが大切だと締めくくりました。
更新日:2021年03月26日