武内小夜子さん～米寿を迎え、活き活き輝く女性～

  米寿（88歳）のお祝い会として、大好きな編み物展示会を男女共同参画プラザにおいて平成27年10月16・17日開催されました。   この日を心待ちにしておられ、「この機会を持てたのは、周りの方の協力があり応援してもらえたから。」と、30年前に作成されたワンピースを身にまとい、とても素敵な笑顔で語ってくださいました。

　チャレンジ精神がいっぱいで、余暇をみてエンジョイされている武内さんは、沢山の友人にも恵まれ、今日まで楽しく過ごされていますが、過去には大病を患ったり、連れ合いを亡くしたりと、辛い経験もあったそうです。 　辛い経験を克服できたのは、自分自身が一本の線を立て“生きる”ことを大事に生きてきたと、その言葉通りに人生をまっすぐ謳歌して歩まれています。  

  活き活き輝く女性へのメッセージとして、「『今、すべきことを好きになること』『あきらめずに最後までやりとげること』を、大切にして欲しいですね。人は貫き通すことで成長でき、その先には楽しさがあります。そして、すべてのことに“優しさ”を忘れずに、自分をオープンにして人に接することを楽しんで欲しいですね。」 と、いつまでも素敵に輝き続けるために、“揺るぎない言葉”を伝えていただきました。     武内さんは、編み物を通し人々から元気をもらい喜びを感じられています。この展示会で応援してもらった方に、プレゼントも考えておられ、これからも沢山の方と関わり合いながら余暇を楽しまれ、幸せな人生を歩まれることと思います。     取材を通して、誰もが、自らの意識や意思で“活き活き輝く女性”になれ、そして人間関係が希薄に感じ、コミュニュケーションも図れなくなってきている社会を変えるためには、武内さんのように自らが、人と接し学ぶ姿勢が大切だと感じました。   人生の大先輩である武内さんからの数々のお言葉を胸に、一人ひとりが、いくつになっても素敵に輝ける女性でありたいですね・・・