平成28年度「女性に対する暴力をなくす運動」について
この機会に暴力をなくすために出来ることを考えてみませんか。
暴力は、その対象の性別や加害者、被害者の間柄を問わず、決して許されるものではありません。特に、配偶者等からの暴力、性犯罪、ストーカー行為、売買春、人身取引、セクシュアル・ハラスメント等女性に対する暴力は、女性の人権を著しく侵害するものであり、男女共同参画社会を形成していく上で克服すべき重要な課題です。 この運動を一つの機会ととらえ、暴力に対して正しい知識を持ち、女性に対する暴力の根底にある、女性の人権の軽視をなくし、女性の人権の尊重など暴力をなくすために出来ることを考えてみましょう。
天理市での啓発の様子
この運動を通して1人でも多くの市民の皆様に「パープルリボン」の存在・意味を知って頂き、女性が夫婦や恋人など信頼関係・愛情関係にある相手から家庭という私的・閉鎖的な場で繰り返し暴力を受けている人がいるということを心に留めて頂けたらと思います。 そして、女性に対する暴力の根底にある、女性の人権の軽視をなくし、女性の人権の尊重など暴力をなくすために出来る事を今年も考えて頂ける機会になれば嬉しいです。
市役所ロビー
「DV」や「女性に対する暴力をなくす運動」についてのパネル展示や啓発チラシの配布、パープルリボンツリーを設置し市民の方からたくさんのメッセージをいただきました。
市内での啓発の様子
天理市男女共同参画推進員と天理市女性教育推進連絡協議会の方々と協力して街頭啓発を行いました。 また、市内の県立高校にもデートDVカードの配布を行いました。市民の皆さまに、知っていただく良い機会となりました。
男女共同参画プラザの様子
1人でも多くの人に知って欲しいという思いから啓発しました。学生の人達もじっくり読んでくれていました。嬉しい限りです。 館内に来られた人が、展示物を見たりツリーにメッセージを書いてくれたりと関心を持って下さっていました。小さな思いが、集まっていずれ大きな思いになればいいな!と願っています。
パープルリボン・ライトアップ
今年も「パープル・ライトアップ」をしています。手作りで素朴なものですが、奈良県で「パープル・ライトアップ」は、天理市が初めてということで、内閣府より連絡がありました。 他県に比べると小規模ですが出来る事から始めるのが大切な事ではないかと思っています。この取り組みには、女性に対する暴力の根絶と被害者に対して「あなたは1人ではない!相談をしてください」というメッセージが込められています。
更新日:2021年03月05日