7~9ページ:第1回市議会臨時会、動き出したメディカルセンター
議長に大橋氏 副議長に中西氏 常任委員会委員など決まる 平成28年第1回市議会臨時会が、4月21日に招集され、議会議長・副議長の選挙及び、監査委員などの選任が行われたほか、承認案及び補正予算案などが原案どおり承認・可決されました。 議事に先立ち、先日、熊本地方で起きた地震で犠牲になられた方々に謹んで追悼の意を表し、黙祷が捧げられました。並河市長が臨時議会招集のあいさつをしたあと、議事日程に入りました。 まず大橋議長から議長辞職願が提出され、許可されたことに伴い、「議長選挙案」が上程され、投票を行った結果、大橋基之議員が議長に当選されました。続いて東田副議長から副議長辞職願が提出され許可されたことに伴い「副議長選挙案」が上程され、投票を行った結果、中西一喜議員が副議長に当選されました。 次に、辞職に伴い欠員となった議会選出の監査委員に廣井洋司議員が選任同意されました。その後、「常任委員会及び議会運営委員会の委員の選任について」が上程され、議長の指名により各委員会の委員が選任されました。そのあと、奈良県広域消防組合議会議員に市本貴志議員と大橋基之議員が選出されました。 また、山辺・県北西部広域環境衛生組合議会議員に榎堀秀樹議員と大橋基之議員が選出されました。 そのあと市長において、専決処分の承認案及び平成28年度一般会計補正予算案ほか1件についての説明があり、原案どおり承認及び可決されました。 なお、常任委員会・議会運営委員会の委員及び可決・承認された議案・承認案はつぎのとおりです。(敬称略) 総務財政委員会 委員長 市本貴志 副委員長 三橋保長 岡部哲雄 寺井正則 大橋基之 鳥山淳一 文教厚生委員会 委員長 今西康世 副委員長 内田智之 加藤嘉久次 飯田和男 堀田佳照 荻原文明 経済産業委員会 委員長 榎堀秀樹 副委員長 東田匡弘 廣井洋司 中西一喜 佐々岡典雅 仲西 敏 議会運営委員会 議会広報編集委員会 委員長 飯田和男 副委員長 堀田佳照 加藤嘉久次 廣井洋司 東田匡弘 仲西 敏 予算案(議案) ・平成28年度一般会計補正予算 条例案(議案) ・家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正 承認案 ・専決処分の承認を求めることについて エコスタイル・キャンペーン 市では、オフィスの適正冷房などで省エネルギーを推進し、地球温暖化を防止するため「エコスタイル・キャンペーン」を実施しています。 期間 5月9日(月)~10月31日(月) 内容 市施設の冷房温度の28℃設定/軽装の励行(ノー上着、ノーネクタイ)
動き出したメディカルセンター4月1日、新メディカルセンターがオープンしました。MRIやCTなどの医療機器が充実し、新設の脳ドックでは脳疾患の早期発見が可能です。さらに、2階には、介護予防教室などを開催する「地域包括ケア広場」や、健康と介護の相談ができる「まちかど相談室」、また、休日応急診療所を含めて、医療と介護の複合施設となっています。始動して2ヶ月、「メディカルセンターの今」を紹介します。 新メディカルセンターの特徴 電子カルテを積極的に導入 →メリットは情報の共有化です。診療情報を各部門で共有し、各部門でリアルタイムに患者の状態を確認できます。また、検査データや投薬内容も一元管理されるので、各医療機関からもスムーズにデータを参照することが可能です。 最新医療機器MRIとMRA →MRIは細胞の集まりである「組織」 に異常がないかを検査し、MRAでは脳全体に張り巡らされている血管だけを描き出します。両方を駆使すれば、頭部の健康状態を把握でき、脳疾患を予防することが可能です。 松村雅彦 センター長 最新の設備を導入して、健診の幅が広がりました。地域医療の拠点となる複合施設です。「病を診ずして、人を診よ」をモットーに、病気だけでなく人を診ることを常に心がけています。患者のために心から笑顔で、メディカルセンターに受診して良かったと思ってもらえる施設づくりを目指します。 県内でも最新の機能を備えたCT機器です。CT検査は、X線を使って身体の断面を撮影する検査です。 体内の様々な病巣を発見することができますが、特に胸部や腹部の病変に関しては、優れた描出能力が知られています。 マンモグラフィーは乳がんの検査をすることができます。この機器を使うことで従来の触診による方法を減らし、より精確な検診結果を得ることができます。 1階と2階には、子ども連れの患者さんでも安心して通院していただけるよう、キッズスペースを設置しています。 メディカルセンターで健診を受けてみて 人間ドックを受診された40代男性 メディカルセンターで初めて人間ドックを受けました。他の病院で受けた人間ドックは機械的に処理されているかんじでしたが、ここでは、じっくり話を聞いてくれて、前回のデータと比較したうえで、所見もしてくださいました。スタッフの対応も丁寧で、メディカルセンターで人間ドックを受けてよかったです。 脳ドックを受診された60代男性 4月の新センターオープンに伴い脳ドッグが受診できるようになったと聞き、人間ドッグとあわせて受診しました。施設の規模や予約の人数がちょうどよく、スムーズに受診できました。また案内などの対応も良く、看護師さんが細やかに声かけもしてくれて、待ち時間なども安心してストレスなく受診できました。 地域包括ケア広場とまちかど相談室 誰もが住み慣れた地域で、健やかに生きがいをもって暮らしていきたい。そんな思いを実現できる健康づくりと介護予防の教室です。教室以外でも、健康などについて気軽に相談できる場所でもあります。 教室に参加されている人の感想 ・ここは、気を使わずに来られるところがいいです ・自分のペースでやれるので楽です ・無料なのがとてもありがたいです ・いろんな専門職の先生の話が勉強になります ・午後からの教室なので、参加をはじめてから毎日の生活が規則正しくなりました ・メリハリのある生活ができるようになりました いきいきはつらつ教室”参加募集 市立メディカルセンター内2階地域包括ケア広場で開催の介護予防教室です。 時間 14時~16時/受付13時30分 対象者 おおむね65歳以上 人数 20人程度 随時、申込みを受付けます スケジュール表に「自主活動」と記載のある日はいきいきはつらつ教室に一度でも参加された人が、個人でもグループでも介護予防のための活動に使える日です(事前に申込みが必要です) 「お口の健康教室」(全2回)は6月、7月の連続した教室になっています 問い合わせ 市立メディカルセンターまちかど相談室(地域包括ケア推進室)(電話85-6656(直通))
更新日:2021年03月05日