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2~6ページ:特集「自然を感じよう」、ゴミを正しく分別しよう

特集「自然を感じよう」

 わたしたちの周りには、山林や里山、農地、河川など緑や水が織りなすさまざまな自然環境があります。6月から夏にかけては緑の季節で、市内にはたくさん緑のスポットがあり、自然を感じることのできる催しがあります。自然の中に身を置くことで、心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。   目で見て感じよう、緑豊かな自然スポット 伊射奈岐神社(柳本町)  国道169号線沿いで崇神天皇陵の近くにあります。国道に面した鳥居から境内に抜ける道は、新緑が豊かで、落ち着いた気分になれます。また、境内はとても静かで清々しい雰囲気が保たれています。   夜都伎神社(乙木町)  春日大社の御祭神である四神を祀っているので、春日神社とも呼ばれています。境内入口から拝殿までは緑のトンネルが続きます。また拝殿は、この地域では珍しい茅葺きとなっています。   下之坊バラモン杉(福住町)  福住別所にあり、辺りは田園が広がるのどかな場所。小高いところから見下ろすかのように、2本の巨大な杉があり、「婆羅門杉」といわれ、まるで山門のように寺の入り口にそびえ立っています。樹齢は約800年(推定)といわれており、圧倒的な存在感からは自然の偉大さを感じます。   花しょうぶ(豊田町)  豊田町周辺の山の辺の道・北ルート、石上神宮から天理東インターへ向かう道から散策道に入って少し山を登り、池を越えると、緩やかな谷地形に花しょうぶがたくさん咲いています。この花しょうぶ園は天理高校農事部の学生が手入れをされており、近くには休憩用の椅子も用意されています。6月上旬から中旬ごろが見頃です。機会があればぜひ一度足を運んで見てみてください。   平尾山稲荷神社(石上町)  竹林の中から突如として現れる鳥居の数々、それが石上町にある平尾山稲荷神社です。木漏れ日が降り注ぐ竹林に囲まれた静かな空間があり、目をとじると、風の音が聞こえ、日ごろの雑音やストレスからも解放させてくれます。  古墳時代の仁賢天皇が屋敷を構えたとされている場所に鎮座している神社です。もの思いにふけ、古代史ロマンに浸ってみませんか。   大自然の中に佇む趣のある建物 山田公民館  木造で瓦屋根が美しく、大自然にマッチした旧山田小学校を改装したものです。長い板張りの廊下も雰囲気抜群です。毎月、様々な講座や文化教室が開催されています。ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。   イベントを通して自然を感じよう 6月16日18時~ 虫送り  山田町では市の無形民俗文化財に指定されている「虫送り」が行われます。松明の炎で水田の害虫を追い払い供養するとともに豊作を願う伝統行事です。割り竹を束ねた松明に火をつけ、子どもたちも一緒になって水田のあぜ道を練り歩きます。太鼓の音が響き渡る中、辺りは美しく幻想的な雰囲気に包まれます。   6月4日19時~ ホタル鑑賞会  毎年6月、布留川周辺でホタル鑑賞会があります。「布留川を散策してホタルを探そう」と始まった催しは今年で20回目となります。昨年は親子40人が参加し、100匹以上のホタルが川沿いに現れました。子どもたちは夜空に光るホタルを観て「すごく綺麗で、星みたい」と嬉しそうに話していました。   7月17日14時~ 桃尾の滝 滝開き  滝本町、桃尾の滝では、来訪者らの安全を祈願する滝開きが行われます。桃尾の滝は布留川の上流にあり、高さはおよそ23mで古くから行場としても知られています。  涼を求めてやっくる家族連れやハイカーらが多く、滝つぼ付近に近寄ると、流れ落ちる水しぶきを肌で感じることができます。   7月9日9時~ リバーウォッチング  滝川の桃尾の滝周辺において、リバーウォッチングが開催されます。   リバーウォッチングは、ふるさとの身近な川の自然や生き物を観察し、自然への思いやりや命を育む水の大切さを学んでもらうことを目的に毎年行っている催しです。   編集者おすすめ緑の道  市役所北側にある親里大路。布留川沿いにのびるこの道路は、秋はいちょう並木で有名ですが、初夏は緑の並木に変貌を遂げます。今月の表紙にもなっているこの道は、天気の良い日に歩くと心身ともにリフレッシュでき、清々しい気分になります。ここまで来るのはちょっと遠いと思った人は、ドライブでこの並木を通り抜けてください。緑から溢れる木漏れ日が、あなたをお出迎えします。    

ごみを正しく分別しよう

 本市ではごみの種類によって、ごみの出し方が決められており、「家庭ごみ分別の手引き」にも詳しく記載しています。次に挙げる3種類のごみの出し方について、誤りが多く見られますので、ご注意ください。 「プラスチック製容器包装」 ・プラのマークがついている容器包装が対象です。例えばペットボトルのキャップやラベルはプラスチック製容器包装類となります。 ・プラのマークがついていても、食用油など、容器の中に油や中身が残っている場合は、燃えるごみとして出してください。 「飲料用ペットボトル」 ・飲料用ペットボトルを出すときは、キャップをはずし、ラベルをはがして出してください。 「飲料カン・飲食用びん」 ・飲料カンのみが対象で、缶詰や食料油の入っていたカン、スプレー缶やカセットボンベなどは飲料カンではありません。これらは、ガス抜きをし、燃やせないごみの日に出してください。 ・飲食用びんのみが対象です。化粧品のびんや薬が入っていたものはリサイクルできませんので、燃やせないごみの日に出してください。  これらは資源ごみとして回収していますが、回収後は人の手により資源化できるごみとできないごみに仕分けしています。ごみを出すときは正しい分別方法に従って出してください。 問い合わせ 環境業務課(電話63-3911)   地球温暖化と省エネ 天理市環境連絡協議会は市民、市民団体、事業者、行政が協働して本市の現在及び将来の良好な環境の保全と創生を目的に、昨年2月に発足しました。現在、5つの部会(緑の保全部会、ストップ温暖化部会、まちづくり・観光部会、ゴミ減量化部会、環境教育部会)が活動しています。 地球温暖化になれば、異常気象が頻発に起こり、経験のない大雨、雷、猛暑、大型台風、干ばつ、竜巻が起こると言われています。過去132年の間(1880年~2012年)に世界の年平均気温は何℃上昇しているでしょうか。   1 0.85℃ 2 1.14℃ 3 3.2℃ 4 2.7℃ クイズの答え 1 0.85℃   2番1.14℃、3番2.3℃、4番2.7℃はそれぞれ日本、東京、大阪における過去100年あたりの年平均気温の上昇温度です。   問1.地球温暖化とは。奈良で温暖化が起こっているでしょうか。 答.地球温暖化とは、温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)などが化石燃料の燃焼などで空気中に排出されることにより地球が薄着を着たようになり、地球の熱が閉じ込められて、地球全体の温度が上がることです。奈良地方気象台が観測しているデータでは、1954年以降、50年間で平均気温が0.9℃上昇しています。   問2.空気中のCO2濃度は上昇しているでしょうか。また、地球の温度はどこまで上がるでしょうか。 答.年々上昇しています。また地球の温度は、各国がCO2削減を最大限削減努力すれば、2100年には0.3℃から1.7℃しか上がらないと言われています。一方、何の対策もしなければ、2.6℃から4.8℃も上がることが予想されます。   問3.温暖化になれば、将来、どのようなリスクがでるのでしょうか。CO2の発生源はどこだと思いますか。 答.将来の、主要なリスクとして7個のリスクが挙げられています。極端な気温、極端な降水、乾燥傾向、破壊的な台風、発達した低気圧、海面上昇、海の酸性化です。全国的に見れば、工場などの産業部門から最も多く排出されていますが、奈良県は工場が少ないので、家庭からの排出が42%となっています。したがって、みなさんの家庭からのCO2削減が重要なポイントとなっています。   問4.今、私たちができることとは。楽しく・無理をしない・頑張りすぎない夏の省エネライフとは。 答.生活でCO2を出さないエコライフスタイルにすることです。資源(電気・石油・水など)を使いすぎたり、まだ使えるものを捨てたり、いらない物を買ってごみを増やしたり、小さなムダをできるだけ無くす生活が大切です。部屋のエアコンの温度を27℃から28℃に1℃上げることによりさほど無理をしないで節電ができます。また、天理市内には多くのクールスポットがありますので、省エネ・節電ライフで夏を乗り切ってください。   天理市環境連絡協議会への入会・お問合せは環境政策課まで。 地球温暖化や家庭での省エネ・節電についてもっと詳しく知りたい人は、全国地球温暖化防止活動推進センター(

)が発行しているパンフレット「家庭で取り組む省エネガイド2016」などを参考にしてください。また、省エネ・節電については「奈良の環境家計簿」をご利用ください。

お問い合わせ

秘書広報課 広報室
〒632-8555 奈良県天理市川原城町605番地 市役所2階
電話 0743-63-1001(代表)
ファックス 0743-62-2880
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更新日:2021年03月05日