令和6年度 先輩職員からのメッセージ(育休取得者の声)
天理市は、男性の育児休業取得率100パーセントを目指しています。
実際に育児休業を取得した職員に話を聞きました。
育児休業を取得する際の、周囲の反応はいかがでしたか?
私が育児休業を取得させていただいたのは、年度当初の4月からで、業務の一番多忙な時期でした。また、4月の人事異動で、大きく人員配置が変更されたばかりでもありました。
そうした大変な状況の中で、1年間休ませていただくということで、多大なご迷惑をおかけしてしまうと思っていたのですが、課長はじめ、課内の皆さんが嫌な顔一つせず、快く応援してくださったことが、本当にありがたく感じました。
復帰前に挨拶に来させてもらった時も、長い間ご迷惑をおかけしてしまったと申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、課長から「復帰できそう?時短勤務は取らなくて大丈夫?」と、むしろ心配していただいて、温かい声をかけていただいたことが、とてもありがたくて嬉しかったのを覚えています。
育児休業を取ってよかったことや、嬉しかったことを教えてください
育児休業を取得して一番よかったのは、育児と家事を一日こなすことがどれだけ大変なことか、身をもって知ることができたことです。今回4人目の出産に合わせて育児休業をとらせていただきましたが、それまでの私は、恥ずかしながら「受け身」な子育てをしていたように思います。育児と家事を主になってするのは妻の仕事で、私は仕事をしながら、そのサポートをするという思いでいました。
実際に1年間の育児休業を取得してみて、子育ての合間で家事をこなすという日々は、息つく暇もなく、一日があっという間に終わってしまうということを知りました。「こんなに大変なことを毎日してくれていたのか…」と今更ながらに実感し、手前味噌で申し訳ありませんが、本当に妻に感謝し、改めて尊敬しました。
1年間の育児休業をとおして、育児と家事を主体的に考えるようになったおかげで、復帰後も「サポート」ではなく「自分の仕事」として育児と家事をこなせているように思います。
これから育児休業を取ろうと考えている人に対して、先輩パパからのアドバイスがあれば教えてください!
たくさんの方の支えの中で、今回長期の育児休業を取得することができました。今後、後輩が育児休業を取得するか悩んでいることがあれば、ぜひ背中を押してあげたいと思いますし、今度は自分が支えとなれるような先輩になりたいと思っています。
更新日:2024年06月12日