令和5年度 先輩職員からのメッセージ(育休取得者の声)
天理市は、男性の育児休業取得率100パーセントを目指しています。
実際に育児休業を取得した職員に話を聞きました。
育児休業を取得する際の、周囲の反応はいかがでしたか?
育児休業を取得しようと考えた時期は、異動して半年が過ぎた頃で、ペアを組んでいる課の先輩から、仕事をひとつひとつ教えてもらっているところでした。また、私の仕事はどちらかというと長期的なスパンでの仕事が多く、担当者が急に変わることで色んなところに迷惑をかけてしまうかもしれない、という不安もありました。
しかし、上司に育休のことを相談したとき、私の気持ちに理解を示してくれて、育児休業を取ることを応援してくれました。ペアの先輩も嫌な顔一つせず、「奥さんのそばにいてあげなくて大丈夫?」とむしろ心配してくれたことがとても嬉しく、印象に残っています。
他の課員も協力してくれ、応援してくれたことがすごく嬉しかったです。
そんな雰囲気を作ってくれていたから、疎外感や気まずさを感じることなく、スムーズに復帰することができました。
育児休業を取ってよかったことや、嬉しかったことを教えてください
育児休業を取得して一番良かったと思っていることは、妻の負担を減らすことができたことです。まだ生まれて間もない頃は2時間おきに授乳が必要になったりすることもあり、ほとんど寝ることすらできないこともありました。
そんなときに、「授乳以外の時間は家事のこととかを考えずにフリーになれる時間を作る」ように心がけていました。
私も育児休業を取っていなかったら、「仕事と育児(家事)と両方頑張らないといけない」と無理しすぎていたかもしれないと思うので、仕事のことを考えずにいられる時間を持てたことで気持ちが楽になりました。
また、家族で色んなところにお出かけしやすかったのも、育児休業を取っていたからこそだと思います。平日のお昼の人混みが少ないタイミングで出かけることができました。
なかなかどちらかひとりで子どもを連れて出歩くのは難しいですし、どうしても家の中にこもってしまいがちなので、出かけることで自分たちのリフレッシュにもなっていたと思います。
これから育児休業を取ろうと考えている人に対して、先輩パパからのアドバイスがあれば教えてください!
私は育児休業を取得して良かったと思っています。また、振り返って考えると「取らなかったらきっと後悔していただろうな」と感じています。
もしまた機会に恵まれたら、私はもう一度育休を取得すると思います。
更新日:2023年07月10日