魅力ある園・学校づくり
幼稚園の「遊び」は重要な学びの場~豊かに感じて いきいき活動~
幼稚園は学校教育の始まりです。 幼児は、体を動かしたり、自然とかかわったり、表現したりするなど、幼稚園でのさまざまな遊びを通して、たくさんのことを学び、身につけていきます。友達と思いっきり遊ぶことで、自分で考え、行動する力や創造性が豊かになります。 幼稚園では、一人ひとりの子どもの発達に必要な経験を見通して、綿密な計画と指導により、豊かな遊びを生み出していきます。 また、子どもたちの成長の喜びを保護者と共有し、ともに育ち合うことを目指して、子育て相談や預かり保育を充実させ、魅力ある園づくりを進めています。
確かな学力とたくましい心身の育成~明日に向かう自立心を~
学校では、子どもたちが学習習慣を確立し、基礎的・基本的な知識や技能を理解し、それを使いこなす応用力を身につけることを目指しています。そのために、指導方法や学習形態の工夫を図りながら、子どもたちが「分かる喜び・楽しさ」を実感できる授業づくりに努めています。 また、子どもたちの自主性や主体性を高めるために、魅力ある学校行事や体験活動の充実を図っています。さまざまな体験は、子どもたちの心を豊かにし、自分自身の特性やよさに気付くとともに、互いのがんばりを認め合い、一人ひとりをつなぐ集団づくりにつながっています。
学びの連続性を大切に~幼小連携、小中連携の充実~
幼稚園から小学校へ、小学校から中学校へ、子どもの「学び」と「育ち」は連続しています。幼児教育で大切にしてきたことを小学校教育につなぎ、小学校で培った学習習慣や学習規律を中学校に接続することは、子どもの発達の連続性を保証し、一人ひとりの子どもたちが安心して、 意欲的に学校生活を送ることにつながります。 そのために、各校園では、交流行事の機会を設けるとともに、教員同士の交流や合同研修会、相互授業(保育)参観などを行い、連携の充実を図っています。
地域とともにある学校づくり~家庭・地域との連携、協働~
子どもたちは、人と人がつながり、ぬくもりのある地域社会の中で健やかに成長していきます。変化の激しいこれからの社会をたくましく生きる力を育むためには、家庭や地域との連携、協働が不可欠です。 昨年度から、市内の全小中学校で「学校・地域パートナーシップ事業」に取り組み、学校、家庭、地域がそれぞれの役割と責任を自覚し、互いに知恵を出し合いながら、地域全体で教育力を高める仕組みづくりを進めています。今後も地域教育のネットワークの拡大にご協力をお願いします。
更新日:2021年03月05日