青少年健全育成とは?
『青少年健全育成天理市民会議』は昭和59年の結成以来、次代を担う青少年の健全育成を目指し、全市民あげての実践運動を長年にわたり積み重ねてきました。
今、青少年を取り巻く諸問題が深刻さを増しています。青少年が被害者や加害者になる事件が発生したり、世の中を震撼させるようなニュースが報道されたりしています。また、身近なところでも、様々な悩みを抱えた若者が相談の機会や居場所を求めています。
人が人の世で夢と希望をもって生きていくためには、個人的な自己表現のみならず、人にほめてもらったり認めてもらったりして、「自分は大切な存在である」と実感できることや、自分の「居場所」があると感じられることが重要です。
このようなあたたかい「人と人とのつながり」の中で、互いに思いを伝えあったり理解し合ったり、「自分は人のために役に立っている」と感じられたりするようなことが、自尊感情や自己肯定感を高めていくのでしょう。
令和5年度は「家庭や地域の人と人とのつながりの中で、健全な青少年をはぐくむ」をスローガンに、あいさつやほめることから始まり、「創り、つながり、笑顔が広がる多様な連携で共に支え合うまち」づくりをめざします。
またポスターの募集や展示を行い、優秀作品を冊子に活用するなどの事業を通して意識の向上に努めます。
さらに継続的な取組として、関係機関・団体の代表による総会や記念講演を開催するとともに、青少年健全育成の重要性の再認識を図るため、全市民を対象とした「青少年を守り育てる市民の集い」を開催しています。
地域の方々を交えた様々なコミュニケーションの中で、青少年健全育成の気運が高まることが期待されます。
更新日:2022年09月27日