エジプト青年・スポーツ大臣とのオンライン会談を実施しました
会談にはエジプト青年・スポーツ大臣アシュラフ ソブヒィ氏と並河市長のほか、ロサンゼルス・オリンピックで山下泰裕現JOC会長と決勝で対戦したエジプト柔道界の英雄 モハメド ラシュワン氏、 駐エジプト日本大使館の能化正樹大使、天理大学体育学部長の細川伸二氏(ロサンゼルス・オリンピック金メダリスト)、エジプト柔道連盟モーティ会長、在京エジプト大使館、JICAエジプト事務所、JICA関西が参加されました。 今回のオンライン会談は、JICAエジプト事務所大村所長がソブヒィ大臣に、エジプト柔道のホストタウンである天理市の取り組みを紹介いただいたことを機に実現しました。 会談では、市長は、天理市は多くの柔道家を輩出していること。2018年の夏に初めてエジプト柔道ナショナルチームが天理市に訪問してから今日まで親交を続けてきたこと。さらに東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、友好関係が深まっていくことを期待していると述べました。 それに対しソブヒィ大臣は、日本とエジプトの過去、現在、そしてこれからの友好的な関係に基づいた今回の会談の実現にとても感謝していること。先日行われた柔道アフリカ選手権ではエジプトは9個のメダルを獲得し、7人が東京2020への出場権を得たことで、今後スポーツの分野での更なる両国の協力が進むことを期待していると述べられました。 また、ラシュワン氏は、天理市はロサンゼルス・オリンピック出場前に一週間トレーニングを行った思い入れの深い都市であり、東京2020に向けてエジプト柔道チームがこれまで同様に天理市でトレーニングができることを期待している。そして、天理市民のみなさまがエジプト柔道チームを応援してくれることを望んでいると述べられました。 能化大使は、柔道はこれまでも日本とエジプトの絆を強めてきた。ラシュワン氏と山下氏の1984年ロサンゼルス・オリンピックでの決勝戦も歴史的な記憶として残っている。エジプト柔道チームが天理市との連携により、最高のコンディションにて本番に臨めることを期待していると述べられました。 2020年12月21日 市長室にて
オンライン会談の様子
オンライン会談の様子
エジプト青年・スポーツ大臣 アシュラフ ソブヒィ氏
ラシュワン氏
駐エジプト日本大使館 能化大使
更新日:2021年03月05日