東京2020オリンピック大会 柔道男子73キロ級 大野将平選手 金メダル
東京2020オリンピック競技大会、柔道男子73キロ級に出場した大野将平選手(天理大学出身)が金メダルを獲得しました。
大野選手は2016年のリオデジャネイロ大会に続く金メダルで、2連覇を果たしました。
大野将平選手 優勝コメント抜粋
「(決勝戦を終えて)リオデジャネイロオリンピックを終えて苦しくてつらい日々を凝縮したような一日でした。」
「自分の中で悲観的な思いしかなく、不安でいっぱいの日々を昨年から過ごしてきましたが、この一日で報われたとは思っていませんし、私の柔道人生はこれからも続いていくので、今後も自分を倒す稽古を継続してやっていきたいです。」
「このオリンピックという場で、正しく組んで、正しく投げる。美しい日本の柔道で金メダルを獲るという理想を体現することの難しさを感じましたし、私自身まだまだだなと思いました。」
「私自身が歩んできた道が、講道学舎・天理大学という前回の東京オリンピックと非常に縁があって運命を感じることのできる柔道人生だったので、それが一番のモチベーションとなって一年延期も乗り越えてやってこられたと思います。」
「(オリンピック開催について)賛否両論あることは理解しています。ただ、我々アスリートの姿を見て心が動く瞬間があれば光栄に思います。」
対戦成績
【2回戦】
対:アレクサンドル・ライク(ルーマニア)
内股(1分39秒)一本勝ち
【3回戦】
対:ビラル・チログル(トルコ)
横四方固め(2分52秒)一本勝ち
【準々決勝】
対:ルスタム・オルジョフ(アゼルバイジャン)
合わせ技(3分11秒)一本勝ち
【準決勝】
対:ツェンドオチル・ツォグトバータル(モンゴル)
優勢勝ち(ゴールデンスコア)
【決勝】
対:ラシャ・シャフダトゥアシビリ(ジョージア)
優勢勝ち(ゴールデンスコア)
更新日:2021年07月26日