救急医療情報キットについて
救急医療情報キットとは?
救急医療情報キットとは、突然の災害や急病の場合など「もしも...」の事態に、駆け付けた救急隊員や救護者に対して、かかりつけ医、服薬情報、持病、緊急連絡先などご自身の必要な情報を伝えるためのものです。
冷蔵庫に救急医療情報キットを保管しておくと、救急隊員等がキット内の情報を確認し、迅速な救急医療活動を行うために活用できます。
ここでは、ご家庭で救急医療情報キットを作成するために必要な手順と資料を掲載しています。ぜひご活用ください。
準備するもの
1. 容器1個(茶筒、ペットボトルなど)
(注)お家に容器が無い場合は、クリアファイルと輪ゴムなどでも作成できます。
2. 【救急医療情報キット使用マーク】を貼る用のマグネットまたはセロハンテープ
3. 【救急情報シート】など、容器の中に入れる書類
容器の中に入れる書類
1. 救急情報シート
2. 写真(本人が確認できるもの)
3. 健康保険証(写)
4. 診察券(写)
5. その他(薬剤情報提供書(写)、お薬手帳(写)など)
(注)ご自身の状態に合わせて必要と思われるものをご用意ください。
ダウンロード用資料
作り方
茶筒、ペットボトルなどを用いる場合
1. 【救急情報シート】に自分の情報を記入します。
2. 【救急情報シート】、保険証・診察券の写し、顔写真など、用意したものを容器の中に入れて、しっかりふたをします。
3. 【容器用救急医療情報キット表示物】に自分の名前と記入した日付を書き、用紙を切って容器に貼り付けます。
4. 容器を冷蔵庫の中の目につく場所に保管します。
5. 【救急医療情報キット使用マーク】を用紙から切り取り、冷蔵庫のおもてのドアに1枚、玄関の内側のよく目に付く場所に残りの1枚を貼り付けるか、ぶら下げて完成です。
クリアファイルを用いる場合
1. 記入した【救急情報シート】などをクリアファイルに挟み込み、筒状に包んで輪ゴムなどで固定します。
2. 茶筒などで作成する場合と同様、冷蔵庫に保管し【マーク】を貼り付けて完成です。
(注)「マーク」を家の外に貼ると、外部から冷蔵庫に個人情報が入っていることが分かってしまいます。「マーク」は必ず玄関の内側に貼ってください。
(注)個人の情報やお薬の服薬など、状況が変わったらすぐに新しい内容に書き換えて下さい。
注意事項
◇「救急情報シート」には、個人情報を記載しますので、取扱いには十分注意してください。
◇「マーク」が貼られている場合、本人および同居人等の同意を得ることなく、冷蔵庫を開けて「救急医療情報キット」を取り出すことがあります。
◇「救急医療情報キット」は、救急隊員や救護者が救急医療活動に必要と判断した場合に活用します。そのため、「救急医療情報キット」の保持者であることが分かっている場合でも、その活動によっては活用されない場合があります。
◇救急医療活動において、搬送先の医療機関を決める場合、本人の状態やその時に状況によって「救急情報シート」に記載されたかかりつけの医療機関に搬送されない場合があります。
◇また、救急隊員への伝言などについても、必ずしもその記述通り実行できるものではありません。
お問い合わせ
介護福祉課 高齢者支援係
〒632-8555 奈良県天理市川原城町605番地 市役所1階
電話 0743-63-1001(代表)
ファックス 0743-63-6641
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更新日:2024年10月30日