女性委員による活動及び研修について
令和6年10月24日 伝統食伝承推進研修会
「小麦の食べ方は?」と聞かれた場合、多くの人は、粉にした小麦粉を水などで練って、そのまま、あるいは発酵させて焼いたりして食べる方法を想像されることでしょう。
一方で、小麦を粒のまま食べる珍しい料理として、つぶした小麦ともち米を混ぜて搗(つ)いた半夏生餅というものがあり、県の郷土食として知られています。
令和6年10月、地域の郷土料理や伝統食等の食文化を大切にし、次世代へ継承しようと「なら農業委員会女性委員の会」の皆さんが、『小麦もち』に取り組みました。昔は農作業の無事を感謝して、小麦もちを作り、神様にお供えしたり、半夏生といって夏生のころに作って骨休めにしたり、その年に収穫した小麦を入れて、田植えの疲れをねぎらい、豊作を祈願したと言われています。
令和6年11月26日 東海・近畿ブロック農業委員会女性委員研修会
女性農業委員は府県ごとに組織活動を行い、女性の登用推進と相互研さんに取り組んでいます。農業分野においても女性活躍の推進が求められており、女性農業委員の役割発揮が地域農業の振興・発展にも大きく寄与しています。
令和6年11月、2府8県の女性農業委員・推進委員・農業委員会関係者が県内に集い、更なる農業委員会活動の活性化に向けて、情報交換や交流が図られました。
研修会では、「女性委員の役割と活躍のために」を題目に、立命館大学の河村教授からのご講演や、株式会社鞄工房山本さんと自然派農場しもかわ代表からは事例紹介がありました。
更新日:2024年12月05日