農業委員会による活動報告
松井会長・川畑副会長と二階堂地区推進委員が放棄地を解消
令和4年4月11日、障がいを持つ社会福祉施設の方たちを支援するため、南六条町の放棄地の解消活動を行いました。
天理市南六条町の社会福祉施設「ぽかぽか工房」(堀内誠理事長)は、地域の方々に障がい福祉への理解を深めてもらおうと酒米の山田錦を作られています。栽培された酒米は、地元酒蔵(稲田酒造)の協力により醸造され、市内3店舗で販売されています。施設では、酒米の作付け規模拡大を目指し、4月定例委員会で3条許可をいただきました、南六条町の放棄地を借受けることとなりました。しかし、放棄地の解消、施設職員だけの手作業では困難であったため、農業委員会事務局に耕起作業等の支援の相談がありました。事務局はこのことを松井会長に相談し、二階堂地区の推進委員である庄司委員、松本せいいち委員、松本和成委員、そして川畑副会長より作業をお手伝いしていただけることとなりました。
作業当日は朝から晴れ渡り、根の張った木をミニユンボで掘り起こし、大型草刈り機ハンマーモアで草を刈取り、耕運機で耕起するなどの作業を行いました。こうして荒れていた農地は、施設の方との共同作業で、瞬く間に美しくよみがえり、施設の皆さんからは喜びの声が上がった。
松井会長は、遊休農地の解消は農業委員会の大きな務めであり、放棄地解消をお手伝いすることで地域福祉にも役立てられ良かったと述べられていました。
今年度より農業委員会では農地利用の最適化活動の目標設定が義務付けられており、農業委員・推進委員の皆さんには積極的な活動をよろしくお願いします。
更新日:2022年05月19日